木のトンネル
2000年9月26日家人を武蔵塚駅まで送った帰り道
大通りを横切る交差点で
ぼ〜っと信号待ちをしていた。
信号のその先 視線が何気なくゆく
くすのきが
左右の歩道から すーっと伸びて
その枝先と枝先が
道のはるか真上で合わさっている
計算されたように それは
ずっと向こうまで続いてた
くすのきの 並木道
車のしっぽや 信号のいろ
もたつく右折車
いつも目先鼻先しか見てなくて
こけないように ぶつからないように
足元ばっかり気にして生きている様で
やっぱり
正真正銘の田舎モノ
自分を忘れたときには
アスファルトじゃ だめなのよ
緑色のたなごころの上に
生きてゆかないとね
いやされて さとされて
遠いむかし じいちゃんが
「なーん、それでよかよか。」
なんでも肯定したくれたときのように
信号が変わって
並木道へすべりこむ
くすのきは あっという間に
消え去っていった
大通りを横切る交差点で
ぼ〜っと信号待ちをしていた。
信号のその先 視線が何気なくゆく
くすのきが
左右の歩道から すーっと伸びて
その枝先と枝先が
道のはるか真上で合わさっている
計算されたように それは
ずっと向こうまで続いてた
くすのきの 並木道
車のしっぽや 信号のいろ
もたつく右折車
いつも目先鼻先しか見てなくて
こけないように ぶつからないように
足元ばっかり気にして生きている様で
やっぱり
正真正銘の田舎モノ
自分を忘れたときには
アスファルトじゃ だめなのよ
緑色のたなごころの上に
生きてゆかないとね
いやされて さとされて
遠いむかし じいちゃんが
「なーん、それでよかよか。」
なんでも肯定したくれたときのように
信号が変わって
並木道へすべりこむ
くすのきは あっという間に
消え去っていった
コメント