夜桜にも　酔いました

さあ　今日は花見でぃ

子供会いっしょにやった仲間と　お昼どきにする

ま　これはいつものだべりが　屋外に場所を

移しただけ　という感は否めなかったが。

圧巻だったのが　夜桜

こっちはミニバレー仲間とだったのだが

夜ということで　ビールや酎ハイも入り

実にいい気分で　上を見上げたら

漆黒の空に　浮かびあがるように花をつけた

妖艶な桜の　ほのピンクな色あいが

さらに贅沢な　いい気分にしてくれる

ああ　いま誰かに抱かれたら

きっとまぶたには　あの夜空に鮮烈に散らばった

薄ももの花々しか　記憶に残らないだろう　

なんて想いながら　

盛り上がるわっかの中のわたし

どこかで誰かを　恋うる感覚のわたし

惑わせるほど　夜桜はあでやかすぎ

惑うほど　わたしも　飲みすぎたよう

すこし寒い　春の夜