ハンター モモ

2001年5月21日
我が家の飼い猫モモが 
外から帰ってくるときは たいてい
南側の 掃出し窓の外から 
『にゃー(ウチに入れて)』と鳴くので
子?が サッシをからから開けてやると
モモは すたっと入ってくる

今日もいつものように
外で鳴いていたので やはりサッシを
入れぶんのはばに開けてやった
モモが入ったのを確認して
私はサッシを閉め 何か家事をしていたら

『おかあさあん!!』
と ひきつった 子?の叫び
なにごとっ!と駆けつけると
リビングの床のうえに 
恐らくカナヘビと思われる生物の
尻尾の部分が落っこちており

うねうねっと
くねくねっと
ぴくぴくっと
動きつづけているのだった

子?はカナヘビが好きで
ときどき飼っていたりしたので
その残されしっぽが 哀れという
気持ち悪いと言う
動かなくなってから ティッシュに包んで捨てた

わたしが役員会でいなかった夜
帰宅するなり 子?が
『ミイちゃんね ねずみ捕まえてきたよ!』
『えーっ!どこに?』
こんども 同じところだった(たまたまだろうけど)
すでに死んでいたので もう捨てたそうで 
子?が 付け足すように早口で
『顔はかわいかったヨ』
おいおい

猫って 何か捕まえたらその獲物を
恩義を感じてる人に見せに来るって
マイケルの本で言ってたなあと 
うろおぼえに たたずんでいた
その次の日

お洗濯を干し終わり
庭の芝生の上でいろいろじゃれていた モモ
ふと みると
モモの前に何かが ひくひくひくっと
横たわっている
やーな予感がして それでも近づくと
それは
しっぽをもがれた カナヘビである
おなかが ふうかふうかふうか と
動いているから 助けなきゃってとっさに思い
こらっと モモをあっちへ追いやってから
件のカナヘビを逃そうと見ると

すでに くびがもいであった

あ〜 えぐいオチ

モモよ〜
たべたのかい?

(´_`)



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