すこーんと 阿蘇が見える
 
 赤の緑の黄色の 秋を堪能できる
 
 「ひと」に生まれい出てたことを
 
 今は素直に喜んでおこう
 
 季節季節の生命力のおこぼれに与りながら
 
 ワタシはなんとか今日も生きていける
 
 
 
 黄金色のゴージャスな銀杏並木を行きすぎる
 
 立ち姿がなんともかっちょいい
 
 きっと人間だったら
 
 ワタシ好みのいい男なんだろう(^ー^)
 
 
 
 秋を演出し 過ぎ行く人々を癒す並木道
 
 根元にはまいにちまいにち

 それはそれは大量の落ち葉
 
 小柄なおじいさんが
 
 這うようにかき集めている
 
 彼が来た方の木々を見ると もう
 
 掃き清められて
 
 根元に葉っぱはいちまいも落ちていない
 
 こんなおじいちゃん達に
 
 日本は支えられてきたんだ
 
 
 
 
 ありがとう
 
 このほっこりとした感謝の想い
 
 おじいちゃんにはたぶん返せないかも知れない
 
 どこかで頑張ってる人達に
 
 今度はためらわずに 
 
 送れますように
 
 
 
 一生会うことも話すこともない
 
 あまたのひとに支えられて
 
 ワタシはなんとか今日を生きて行ける
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 

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