BOOKOFFにて
 
 
 男ばかりの立ち読み客
  
 その中をぽちぽち見てまわる
 
 100円の棚に 古いコミックス発見
 
 
 
 大島弓子『綿の国星』
 
 迷わず買い求める
 
 
 
 うちでゆっくり読んで
 
 しょぼしょぼと泣いた
 
 
 
 
 子ども達  
 
 もうすこしして これを読んで 
 
 ワタシが泣く理由がわかるかな
 
 ワタシのように しょぼしょぼ泣くかな

 ワタシが死んだ後 
 
 「そういえばおかあさん
 
  『綿の国星』が好きだったね
 
  これ読んでいつも泣いてたね」
 
 って 思い出してくれるかな
 
 
 
 はれぼったい目を閉じて
 
 すこし重たくなった額に手のひらを当てながら
 
 今日の出会いに感謝している

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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