ある朝 突然に・・・
2003年5月27日仕事ももう少しで終わるころ
携帯がなり知らない声がこう告げた
「Iの妹ですが 姉の連れ合いが昨日亡くなりまして
今日は英会話はお休みしますので」
え?
「Iさんのご主人が亡くなったのですか?」
「はい そうです」
Iさんは英会話の生き残りメンバー
先週の英会話レッスン後 カラオケで歌う英語の歌を練習しなくちゃ、と
笑ってわかれたというのに・・・
早速ほかのメンバーTさんにメール
すぐ電話がかかってくる
とにかく今日のカラオケはキャンセルだね
M先生に連絡しなくちゃ
お通夜とかどうなってるのかな
まだ仕事途中だったせいか
ショックだったけどなんとか終わることが出来
そのまま彼女の自宅へ向かう
2年前に新築された自宅はひっそりとしており
玄関前に黒ぶちの日程や場所を記した立て看板があった
お別れ式 5月27日午後7時
告別式 5月28日午前11時・・・
メモをして会場の教会へアクセスの為の電話をする
Tさんに打ち合わせのため会う
顔を見て話したかったこともあるが
結局M先生に彼女がTELしてくれ 今夜行きましょうということにまとまる
帰宅して夕飯を準備中TさんからTEL
「M先生 知ってたのよ。誰かに聞いたらしいけど
それでM先生も今夜私たちと一緒に行きたいんだって」
そうだろうなあ
「分かりました 迎えに行きます」
M先生とTさんを乗せ 教会へ向かう
ぽつぽつんと英語日本語ちゃんぽんの会話
着いて記帳したら もう始まっていた
賛美歌のあと Iさんの長男がしっかりとあいさつをされ
参列者それぞれの献花となった
お焼香のようなタイミングだと思った
仏式と違いあっさりした印象なのは宗教観の違いだろうか
献花の後 会場の出口に向かうと
Iさんが親族の方々とともに見送りに立っていた
なんと声をかけたものか。
手をぎゅっとにぎって「ほんとに・・・」と言うのが精一杯だった
M先生はハグしていた
あさ Iさんが起きたときには
先に起きてたご主人が すでに倒れていたのだそうだ
「まだゆめの中にいるみたいなの」
涙を流すまもなく事を取り仕切っていかねばならない
がんばって
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