高校に合格したら携帯買ってあげる
そう約束していたのだが それから2年
クラスの半数以上が所持する現実
むすめ子?がワタシの携帯をちょくちょく使って
その子らとちゃかちゃかメールするのが煩わしい
通学が遠く 時々変質者も出没する通学路(田舎さ…)に
公衆電話が少なすぎEtc…
諸事情で,ついにムスメに 携帯電話 を買ってあげることに
学校では すでにクラスを越えたメールのnetworkが
何となく出来ていて
提出物,宿題の確認,登下校の待ち合わせなどの実用に始まり
学校,友人関係や恋の悩み,グチ,励まし
普段 バカ話ばかりの男子らとも
メールでは 進路や恋愛観などの真面目やりとりをして
子どもなりの解決策を探るツールなのだ
「携帯買ってあげようか」
と言ってから 実際に買うまで
終始ウキウキだったムスメ子
ショップにて手続きし 登録待ちの間も
ウロウロと 楽しげに機種を見て回ってる
おっと
同じショップにムスメ子の好きな男子Sクン(野球部)が
友人ふたりとやってきたじゃん!
むすめ子?の顔が ぱっと華やぐ
どきどきドキドキ
目はきょろんきょろ
ワタシ 「“英雄”かなぁ?」
むすめ子?「ううん たぶんDoCoMoだよ. 妹がそうだもん」
彼の妹は むすめ子の部活の後輩
スネイルメール&Eメールのメル友である
彼じゃなく 彼女本人のプリクラをうじゃうじゃ送ってくれるw
ワタシ 「Sクンも(携帯)買うのかな?」
むすめ子?「男子は まだあまり持ってないみたい」
高校生になってから買ってもらうつもりなのかもね
彼らがショップを出る頃、むすめ子?の登録手続きが済み
携帯電話一式入った小さな紙バッグをぶら下げて
輝くような笑顔のむすめ子?
ショップを出て前を行くSクン達を すいすいっと追い越す
うきうきとさっさと軽やかに
少しは受験戦争の支えになるかなぁ
定額内に収めなよ
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